こんにちは。
総予算1.7兆円にも及ぶ「Go To キャンペーン」が7月にも実施される予定で、その内容に注目が集まっていますね。
今回は、「」と題しまして、Go To Travelキャンペーンやその対象について、最新情報を簡単にまとめてみました(2020年6月3日時点、7月10日追記あり)。
Go Toキャンペーンとは?
Go Toキャンペーンは、次の4つの柱があります。
- Go To Travelキャンペーン
- Go TO Eatキャンペーン
- Go To Eventキャンペーン
- Go To商店街キャンペーン
旅行、飲食、イベント・エンターテインメント、小売りと4つとも、新型コロナウイルス感染症の拡大によって大きなダメージを受けた業種ですね。
感染症の流行が収束した後、一定の期間を定めて、官民一体となって消費を喚起しようというキャンペーンです。
平たく言い換えると、コロナ収束が見込まれる7月下旬から、6か月間、消費を促す割引キャンペーンを大々的に行います、ということですね。
全国で緊急事態宣言が解除され、6月1日にステップ1に入りました。
このまま感染が拡大することなく進めば、6月19日にステップ2、さらにその3週間後の7月10日にはステップ3に入り、ステップ3では県をまたぐ観光振興も徐々に可能となります。
そして、さらに約3週間後の8月1日を目途にGo Toキャンペーンが導入される予定となっていますが、国土交通大臣の赤羽一嘉氏は5/26(火)の記者会見で「(スムーズに準備が整えば)7月初めにも開始したい」と発言していますので、前倒しの可能性もありそうです。
Go To Travelキャンペーン
Go To Travelキャンペーンは、Go Toキャンペーンの4つの中でも特に注目度が高いです。
コロナ収束後の旅行を楽しみにしていた人が多いことももちろんですが、旅行は最大5割の割引やクーポン等の付与が受けられるからではないでしょうか。
飲食とイベントは最大2割の割引やクーポン等の付与ですので、お得感が高いですよね!
現時点で発表されている、Go To Travelキャンペーンの対象条件を確認してみましょう!
- 対象商品:旅行会社等が販売する旅行商品、宿泊予約サイトおよび宿泊施設直販予約システムで販売している宿泊プラン
- 対象日程:日帰り・宿泊
- 補助金額:旅行代金の最大半額(補助金のうち、7割が旅行代金の割引、3割が現地クーポン)
- 割引上限:1名1泊あたり2万円(日帰りは1万円)
- 対象:国内旅行者が対象(訪日外国人旅行者は対象外)
個人手配旅行・海外旅行は対象?
それでは、個人手配旅行や海外旅行は対象となるのでしょうか?
個人手配旅行でも、「宿泊予約サイトおよび宿泊施設直販予約システムで販売している宿泊プラン」に該当すれば対象となります。つまり、じゃらんや楽天トラベルなどのサイト経由でホテルなどを予約すれば対象、ということですね。
ただし、この「宿泊プラン」という言葉が気になります。宿泊に飛行機や新幹線などを付けて予約した場合は対象となるのでしょうか。このあたりは、もう少し経てば詳細が発表されると思います。
7月10日追記:「宿泊+交通機関」がセットの商品は対象になることが発表されました!ただし、「個人で手配する交通」は対象外です!(詳しくはこちらの国交省発表の資料がわかりやすいです)
海外旅行は残念ながら対象外です。対象旅行先は「日本全国」とされています。
また、海外からの旅行者にも適用されません。
これは、Go Toキャンペーンが、「日本国内の人の流れを創り出し、地域の再活性化につなげること」を目的としているからです。
海外との行き来を急激に増やすのも感染症の拡大の観点からは怖いですし、まずは国内の人で国内の景気を盛り上げようということでしょうね。
まとめ
今回は、「」と題しまして、Go To Travelキャンペーンやその対象について、最新情報を簡単にまとめてみました(6月3日時点)。
個人手配旅行でも、いわゆるトラベルサイトやホテルの直販予約システム等を経由して予約する宿泊プランは対象になります。
海外旅行は対象外です。Go Toキャンペーンの目的が、日本国内の人の流れを創り出し、地域の再活性化につなげること」だからです。
東京では、ステップ1に入ってすぐに「東京アラート」が発動されてしまいましたが、大きく戻すことなくこのまま持ちこたえれば、7月下旬にはまた旅行を企画する楽しい時間が戻ってきそうですね。
その日を楽しみに、慎重な行動を続けましょう!
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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