東京を除外して予定通り7月22日から行われることになったGo To Travelキャンペーンですが、それにしても変更につぐ変更でびっくりしています。
対象外となった東京発着の旅行のキャンセル料について、7月20日にまたもや変更があり、補償されることになりました。
今回は、「[Go To Travelキャンペーン]東京発着除外とキャンセル料は?」と題しまして、東京発着の定義(どこまでが対象なのか)とキャンセル料の補償についてまとめてみました。
東京発着の除外とは?
当面の間、東京を発着とする旅行は対象から除外することが決まりました。
これだけでは対象がわかりにくいので、線引きを具体的に見ていきましょう。
1. まず、都民は対象外です。
2. 次に、東京を目的とする旅行はNG。
東京を経由する旅行はOK。
ですので、羽田空港や東京駅を経由して千葉の東京ディズニーリゾートへ行くのはOKです。
3. 東京近隣県に在住する人が東京を経由して出発する旅行もOK。
つまり、神奈川県民や千葉県民などが羽田空港や東京駅を経由して各地へ行くのもOKですね。
その他、修学旅行を除く若者や高齢者の団体旅行も対象外となる可能性もありますが、こちらはまだ正式決定はしていないようです。(7月20日現在)
とはいえ、withコロナでは、団体旅行で賑やかに騒ぐのは、それだけでNGですよね。
また、都内在住の確認は、免許証などで行い、虚偽の申告をした場合は、倍の代金の返金を求める罰則が検討されているようです。
東京都が対象に入る日が来るまで、おとなしく待つことにしましょう。

キャンセル料の補償方法
次に、東京都を除外したことに伴うキャンセル料の補償についてですが、またまた細かい規定があります。
対象となるのは、7/10〜7/16に予約した旅行のみです。
7月10日は、キャンペーンの開始日の前倒しを発表し、それまでは対象外としていた既に予約済みの旅行をGo To Travelキャンペーンの対象とすると変更した日なのです。
この変更も、びっくり仰天の変更でしたが、その結果、予約を取り直すことなくそのままにしておいた人にはとても不利なルールとなってしまいました。
事業開始の前倒しを発表した7月10日から、東京を除外することになった16日までに旅行を予約した人のキャンセル料を補償する方針です。
詳細は、22日までに発表になるそうですが、利用者が旅行業者や宿泊業者を通じて支払ったキャンセル料金を申し出てもらい、事後的に補償することを想定しているようです。
Go To Travelキャンペーンとは
Go To Travelキャンペーンについても簡単にまとめておきます。
Go To Travelキャンペーンは、「Go Toキャンペーン」の4つのキャンペーンの中の1つで、その名の通り旅行を対象としたものです。
(Go Toキャンペーンについては、別記事にまとめましたのでこちらからどうぞ。)
Go To Travelキャンペーンは、最大5割の割引やクーポン等の付与が受けられるので、Go Toキャンペーンの4つのキャンペーンの中でも特に注目度が高いですね。
その他のキャンペーン(飲食・イベント・商店街)は最大2割の割引やクーポン等の付与ですので、お得感が高いです!
また、コロナ収束後の旅行を楽しみにしていた人が多いことも注目度の高さにつながっていると思われます。
Go To Travelキャンペーンの対象条件を確認してみましょう!
- 対象商品:旅行会社等が販売する旅行商品、宿泊予約サイトおよび宿泊施設直販予約システムで販売している宿泊プラン
- 対象日程:日帰り・宿泊
- 補助金額:旅行代金の最大半額(補助金のうち、7割が旅行代金の割引、3割が現地クーポン)
- 割引上限:1名1泊あたり2万円(日帰りは1万円)
- 対象:国内旅行者が対象(訪日外国人旅行者は対象外)
まとめ
今回は、「[Go To Travelキャンペーン]東京発着除外とキャンセル料は?」と題しまして、「東京発着」の定義やキャンセル料の補償についてわかっていることをまとめました。
二転三転していて、旅行会社も対応が大変だと思われます。
一方、東京だけでなく、国全体で延期するべきだと考えている人もとてもたくさんいます。
最終的には個人で判断することになりますが、感染拡大につながらないよう、最新の注意を払って行動するしかないのかなと思います。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。