2020年2月5日、オーストリアのヒンツェンバッハで行われたスキージャンプ個人の大会で、男女歴代最多を更新する通算58勝目が期待されていた高梨沙羅選手が「スーツ規定違反」で失格となってしまいました。
1本目に最長距離を飛んでいたというので、とても残念ですね。
ところで、スキージャンプの「スーツ規定違反」ってどういうことなのでしょう?
水泳だと、素材とか、ありますね。
ちょっと気になったので調べてみました。
今回は「」と題してお届けします。
スキージャンプのスーツ規定違反とは?
スキーのジャンプには、スーツについて次のような規定がありました。
直立姿勢でスーツ寸法はボディー寸法と一致しなければならず、最大許容差はスーツのあらゆる部分においてボディーに対し 最低 2cm、最大 4cm(女子)とする。
つまり、スーツは少しでも大きい方が空気抵抗が増して長く宙にとどまれて有利になるので、それを規制するための規定ということです。
長く宙にとどまれれば、飛距離も伸びやすくなりますよね。
一方、選手からしたら、もちろん既定のギリギリになるよう調整しますよね。
人体の寸法、それも柔らかな太もも回りなどは、運動の前後で比べるとミリ単位で変化します。
高梨選手は長い選手経験から、このサイズで大丈夫と見て試合に挑んだのでしょうが、今回の審査側の評価はそうではなかったようです。
高梨沙羅選手が失格になった理由
今回高梨選手が失格となった理由は、スーツの太もも周りと報じられています。
太もも周りが大きすぎて違反、ということのようです。
コーチ陣も「よくあること」ととらえているようですが、ジャンプの前と後で、特によく使う足回りのサイズがミリ単位で変化することはありえると思うので、採寸をジャンプ前に統一すればよいのになと思います。(ボクシングが試合前に計量するように。)
高梨選手は2018年の試合では、股下が8ミリ足りないということで失格になったこともあったそうです。
スポーツのルールは、なかなか難しいですね。
高梨選手には、これにめげずに、次戦で記録達成頑張ってほしいですね!
まとめ
今回は「」と題してお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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