菅義偉首相の長男が違法接待をしていたとして文春砲を浴びました。
その違法接待の相手は4人名前が上がっていますが、そのうちの一人が「霞が関の天才」とも呼ばれる谷脇康彦総務審議官です。
谷脇氏は、今夏の総務事務次官就任が確実視されているという、これから一線に出てくることが多くなりそうな人ですね。
今回は、「」と題しまして、谷脇康彦氏について、これまでの経歴、家族などについて簡単にまとめました。
谷脇康彦の学歴・経歴
まずは、谷脇 康彦(たにわき やすひこ)氏の学歴をプロフィールとともに見てみましょう。
学歴
生年月日:1960年9月11日(61歳)
出身地:愛媛県松山市
高校:愛光高等学校卒業
大学:一橋大学経済学部卒業
(画像引用元:Twitter)
谷脇康彦氏は、愛媛県松山市の出身です。
出身高校は、愛媛県松山市にある、私立の愛光高等学校です。
卒業中学は公表されていませんでした。
愛光は中高一貫ですが、高校からも入学可能なので、谷脇氏が中学から愛光だったのか、高校からなのかは不明です。
愛光は、カトリックのドミニコ教会が設立した、キリスト教系の学校ですが、トップレベルの学力の育成、大学進学指導の重視という明確なコンセプトのもと、設立当初から進学校として認識されています。ずば抜けた進学実績から、灘中学・高校、ラ・サール中学・高校と共に「西御三家」と言われているそうです。
創立50周年に当たる2002年度に共学化されましたが、谷脇氏がいたころは男子校でした。
大学は、一橋大学経済学部を卒業しています。
卒業が1984年となっていまして、普通に計算すると高校卒業から5年経っています。
一浪されたか、留年されたか、留学されたか、他の理由かはわかりませんでした。
経歴
1984年に郵政省(現総務省)に入省し、しばらく郵便貯金を担当していました。同期によると、『貯金の谷脇』と呼ばれていて、そのまま進めば今頃、ゆうちょ銀行の幹部になっていたはず、の人材だそうです。
ところが、海外勤務(パリにあるOECD(経済協力開発機構)本部やワシントンの在米大使館)を経て、『通信行政を行う』と突然、方向転換をしました。
当時は携帯電話が一部で普及し始めたばかりでしたが、谷脇氏には携帯電話が一般的になり、各社が自由競争をする未来が見えていたようです。
海外勤務中に、ITやサイバーセキュリティの分野に精通したようで、シリコンバレーや米ペンタゴンを含め、世界的に名が売れているスペシャリストでもあります。
その後、NTTの再編、モバイルの競争環境の整備も進めました。
政治の世界では、内閣官房内閣審議官・内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)副センター長、総務省情報通信国際戦略局長、政策統括官(情報セキュリティ担当)などを経て、現在は総務審議官、そして次は総務事務次官が確実視されているそうです。
また、慶應義塾大学大学院メディアデザイン学科特別招聘教授(非常勤)、東京大学大学院情報学環客員教授(非常勤)なども務めています。
情報通信のスペシャリストで、モバイルの競争改革も促してきたというと、菅首相との関係も太そうな感じがしますね。
家族(嫁・子供)と子供の名付けのエピソード
次に、谷脇康彦氏の家族について調べてみました。
谷脇氏は2010年から個人でブログを書いています。ブログ名は「タニワキ日記」
その中で時々嫁についても触れられています。
ウォーキング10.1km。昼、生パスタを茹でてミートソースでランチ。奥様にも好評。
昼、パスタ。冷凍庫のシーフードミックスを使って、虎ノ門ハングリータイガーのパスタの感じで。奥様にも好評。午後、映画「しあわせの絵具」視聴。カナダの画家モード・ルイスのお話。大変素晴らしい作品だった。
庭先の掃除をした後、トイレの掃除。ランチにラーメンを作る。奥様にも好評。
奥様についてのコメントは、すべてランチがらみでした。休日は谷脇氏がランチを作ることも多いのでしょうか。ご職業柄、土日も関係なく仕事漬けかと思っていましたが、ウォーキングや映画を楽しんだり、家事も分担したり、バランスはとれているようですね。
谷脇氏には子供もいるようです。
2017年の週刊現代に次のような文章がありました。
「長男が生まれたとき、『タニワキワニタ』という名前を付けたかったらしいんですよ。上から読んでも下から読んでも『タニワキワニタ』(笑)。さすがに奥さんに怒られたそうですが」
ユーモアのある方ですね。
「長男」としていますので、他にも息子さんか娘さんはいるように思えますが、これ以上のことはわかりませんでした。
谷脇氏のツイッターの自己紹介も「総務省勤務(役人だけど堅くないっす)。中野区在住。趣味は音楽とミステリー。水泳とジョギング、それに温泉好き。」と、軽いタッチです。
ツイッターもブログも、今回の違法接待報道を受けて、今後しばらく更新はないでしょうね。
まとめ
今回は、「」と題しまして、谷脇康彦氏について、これまでの経歴、家族などについて簡単にまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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