「関東三天神(江戸三大天神)」の一つとして古くから親しまれている湯島天神には、受験や試験の合格祈願にお参りされたことがある方もとても多くいらっしゃると思います。
合格した後のお礼参りは行かれましたか?
合格祈願には受験が終わったあとのお礼参りが重要だそうです。
しかし合格祈願のお礼参りの仕方なんて知らない~という方も多いでしょう。
そこで、今回は「」と題しまして、お礼参りの仕方やお礼参りの持ち物など、大切なポイントをまとめてみました。
湯島天神お礼参りの仕方と持っていくもの
湯島天神に合格祈願に訪れたら、必ず、お礼参りにも出かけましょう。
合格祈願はお礼参りをすることで完結するといわれるほど大切なものです。
湯島天神へのお礼参りの方法については、ホームページのQ&Aにも記載がありましたので、まずはそちらを見てみましょう。
- お礼詣りは、お礼の気持ちを込めて普通にご参拝されても結構です。
- ご本殿にてご祈祷同様に受付もしています。初穂料(2千円~5千円程度)をお納め戴きご参拝の後に「だるまの絵馬」を授与致しています。
つまり、普通に参拝するだけでも構わないけれど、2千円以上の初穂料を納めれば「だるまの絵馬」をもらえる、ということですね。
だるまに目を入れて、裏にお願いしたことの結果を報告するのですね。
それでは、具体的に、持ち物から確認していきましょう。
- 合格祈願の時にいただいたお守りやお札
- 「初穂料」(お礼のお金)
- お守りやお札の「お焚き上げ料」
基本の持ち物はこれだけです!
①のいただいたお守りやお札、は説明不要ですよね。
②の「初穂料」については少し説明を付け加えますね。
- 金額に決まりはありませんが、湯島天神の場合、上記のように金額が示されています。
- 紅白の蝶結びののし袋に、「初穂料」または「お礼」と書いてお金を入れ、社務所に渡します。
- のし袋に入れるほどの金額ではない場合は、賽銭箱に直接奉納しても構いません。
③の「お焚き上げ料」ですが、湯島天神はポストに入れる形なので金額に決まりはありません。一般的には、お焚き上げ料はお守りをいただいた時と同額程度とされています。
湯島天神の古札納所は、本堂の向かって左にあります。
こちらの境内案内図をご参照下さい。
あとは、普通に、拝殿や本堂で静かに手を合わせて、無事に受験が終わったことを報告します。
遅くなってしまったけど
昨日は #湯島天神 #お礼参り 行ってきました菅原道真が好きだった梅が
至る所にありました🌸 pic.twitter.com/UHqyf22J0K— ふくちび (@chikuwa0326) March 12, 2018
なかには、第一希望には受からなかったなど、不合格の人もいるでしょう。
「願い事を聞いてもらえなかった」と思うかもしれませんが、神様にしてみれば「あなたを守った」「叶うように努力した」かもしれません。
合格祈願に訪れた神社には、結果がどであろうと感謝の気持ちを伝える意味できちんとお礼参りに行くのが礼儀です。
以上が、基本のお礼参りの仕方になります。
時期や遠方の場合の方法
もう一つ気になるのは、いつまでに行くべきか、ではないでしょうか。
これも決まりはありませんが、遅くとも1年以内にはお礼参りに行くと良いと言われています。
もう春の陽気だね。
湯島天神へ合格のお礼参りに行ってきたよ。
試験前の時期と違って屋台はほとんど閉まってるね。 pic.twitter.com/upAVebB6oc
— ムッキー (@hhkishi) March 11, 2020
でも、遠方に住んでいる場合など、1年以内にお礼参りが難しい場合もありますよね。
家族や友人にもらったお守りも思いがけず遠方で返納できないこともあるかも。
こうした場合、湯島天神では、次のような方法があるようです。
ご遠方の方で、郵送での「お礼詣り」をご希望でございましたら、
ご住所・お名前・叶いましたお願い事(合格祈願、厄除祈願、心願成就等)を、
初穂料(2千円~5千円程度)を添えて書留にてお送り頂ければ、
ご神前に報告致しまして、「だるまの絵馬」に記入して絵馬掛けに奉納させて頂きます。(湯島天神Q&Aより)
このように、湯島天神に郵送で依頼することもできますが、ご自分で行いたい場合は、近くにある同じ祭神の祀られた寺社にお礼参りに行くという方法もあります。
湯島天神の場合、○○天満宮、○○天神など、「菅原道真」が御祭神の寺社ですね。
絶対に気を付けたいのは、「どこでいただいたお守りか」ということです。
神社でいただいたものは神社へ、お寺でいただいたものはお寺へ返納するようにしてください。
太宰府天満宮なども、郵送で受け付けていますし、他にも様々な対策を立てている寺社もあるので、合格祈願をした寺社に問い合わせてみるのも一つの方法ですね。
まとめ
今回は「」と題しまして、お礼参りの仕方やお礼参りの持ち物など、大切なポイントをまとめてみました。
お礼参りは1年以内に行きましょう!
遠方でお礼参りが難しい場合は郵送でも受け付けています。
いただいたお守りやお札、お焚き上げ料、初穂料を持って、普通に参拝しましょう。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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