2020年7月16日に行われた第91期棋聖戦5番勝負第4局で、藤井聡太七段が渡辺明棋聖に勝利し、市場最年少で棋聖位を獲得しました!
規格外の天才はどのようにその才能を開かせたのでしょう?
そこで、今回は「」と題しまして、藤井聡太さんが幼児期に使っていた教材などについて調べてみました。
藤井聡太棋聖を育てた幼児教育
藤井聡太さんがプロになったのは14歳、中学2年生の時でした。
中学2年生にして何時間もの対局をこなす集中力と持久力を持ち、さらに礼儀正しく落ち着いていましたよね。
子育て中でしたら、あんな子に育って欲しい、または自分の子育てに活かせることはないかと気になりませんか?
藤井さんの幼児教育では、3つのキーワードがあったようですので、一つずつ見ていきましょう。
くもんのNEWスタディ将棋
藤井聡太さんが将棋を始めたのは5歳の時でした。
祖父母が、くもんのスタディ将棋を使って教えたそうです。
そして、あっという間に祖父がまったく歯が立たなくなるレベルに成長したというから驚きです。
NEWスタディ将棋は、駒の動かし方がわからない初心者でもすぐに将棋が楽しめ、遊んでいるうちに自然とルールが身につくという知育玩具です。
駒自体にマス目が描かれ、どの方向にどの位置まで動けるのかが書いてあるので、これなら、すぐにゲームを開始することができますね。
まずはやってみる、そして習うより慣れろ、という感じでしょうか。
もちろん解説書も付いています。
初めての人には、親しみやすい書き方がされていますよね。「ヤリ」とか「縁の下の力持ち」とか、役割や動きが覚えやすいのではないでしょうか。
さすが、日本将棋連盟が監修している将棋セットであり、決しておもちゃで終わるものではなさそうです。
それにしても、藤井聡太棋聖は、まだ読み書きができなかった時に将棋を教えてもらったと言っていますので、おじい様かおばあ様が読み聞かせてあげたのでしょうか。光景を想像するだけでほほえましいですよね。
積み木とビー玉:キュボロ
次に、藤井聡太棋聖が幼少時によく遊んでいたというのがキュボロというスイス製の玩具です。
これは、溝や穴が掘られた積み木を組み合わせ、ビー玉を上から落として下まで落ちる道を作る遊びです。
はじめは、入門書に従って構成図どおりに組み立ててみて、簡単に組める様になったら、次は自由な発想で塔を作っていくというものなので、大人でも楽しめそうです。
ロジカルな思考力を鍛える練習になりそうですね。
積み木は1辺が5cm、ビー玉は直径17mm。ビー玉を飲み込むことがないようにだけは要注意です。
対象年齢は4歳以上となっています。
モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育法は、イタリアの医師、マリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案した教育法です。
すでに1世紀以上にわたって欧米では広く実施されている教育法のようです。
日本でも名前を耳にすることも増えて来たのではないでしょうか。
「子どもたちは生まれながらにして知ることを強く求めているもので、思慮深く用意された支援的な学習環境の中であれば、自発的に学び始める力を持っている」という考え方が基本になっています。
モンテッソーリ教育に関する書物はたくさん出ていますので、ご興味があればまずは一冊読んでみると良いと思います。
漫画形式で読みやすそうですし、アマゾンの評価も高めでしたので、こちらをご紹介させていただきますね。
まとめ
今回は「」と題しまして、藤井聡太さんが幼児期に使っていた教材などについて調べてみました。
くもんのスタディ将棋、キュボロ、モンテッソーリ教育、とそれぞれに興味深いものでした。
私はあまり幼児教育に熱心な親ではなかったので、いつか孫ができたらしっかり取り組んでみたいなと思いました(娘に嫌がられそうですがw)。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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