緊急事態宣言下の夜に女性同伴で飲み歩いていたことを文春にスクープされた白須賀貴樹(しらすかたかき)議員は、実は以前から問題をたくさん起こしていました。
白須賀貴樹氏が議員に当選したのは2010年です。
そして、2016年から不祥事が続々と明るみに出ています。
今回は、その中でもびっくりの不祥事6件についてまとめました。
山尾志桜里議員へのヤジ
白須賀貴樹議員は、議員7年目に、民主党(当時)の山尾志桜里衆院議員にヤジを飛ばしていたことが報じられていました。
2016年2月の衆議院予算委員会で、「保育園落ちた日本死ね」のブログを取り上げた山尾議員の質疑に対し、
「誰が書いたんだよ」「匿名だよ、匿名」「うざーい」などとヤジを飛ばしていたそうです。
「保育園落ちた日本死ね」は当時、大きな話題になりましたよね。それにより、各自治体が待機児童ゼロを目標に掲げて色々な施策が行われたと思います。
【自民議員 宣言下でラウンジへ】https://t.co/OwqYmF5uh9
自民党の白須賀貴樹衆院議員が緊急事態宣言下において、午後8時を過ぎてから港区の高級会員制ラウンジを訪れていたことがわかった。午後10時まで滞在していたという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 17, 2021
マタハラ(マタニティーハラスメント)発言
2018年3月には、党内の会議(働き方改革関連法案について)で、自身が運営する保育園で採用した看護師について
「雇って1カ月後には実は妊娠して産休に入ると(言ってきた)。人手不足で募集したのに、それは違うだろと言った瞬間に労基に駆け込んだ」
と発言したそうです。これがマタハラと受け取られかねないと批判を浴びたのです。
経営者の立場から見たら、また採用しなくてはならないので大変なのは理解できますが、この言い方は、議員としてはどうなのかと思ってしまいますよね。
秘書による当て逃げ事件
2019年には、秘書による当て逃げ事件も報じられました。
秘書が運転する車が、対向車と接触し双方のドアミラーが破損しました。しかし、そのまま立ち去ったとして、運転していた秘書が道路交通法違反の疑いで書類送検されていますが、同乗していた白須賀氏は「助手席で眠っていて事故に気付かなかった」と釈明していました。
かなり深く眠っていたら気づかないものなのでしょうか?
ポスターはがし事件
同じく2019年春の千葉県議選で、白須賀氏の公設秘書ら4人がライバル候補者の選挙ポスター120枚をはがしたとして、器物損壊容疑で逮捕されました。
秘書も自供してすべて明らかになっていたそうですが、結局不起訴処分となりました。これには、有権者からも、『前代未聞だ』『あり得ないことだ』という声が多く上がりました。
「2012年衆院選で初当選し、その後問題を起こしてきた『魔の3回生』の一人。派手な交遊も党内で有名だった」という白須賀貴樹元文部科学政務官。それにしても、ひどすぎます。https://t.co/RUMgsI2n2y
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) February 17, 2021
カジノリゾートをめぐる汚職事件
2020年にはカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件でも白須賀氏の名前が報じられていました。
秋元司衆院議員が中国企業から賄賂を受け取ったとして起訴されましたが、白須賀氏も、この中国企業が費用負担したといわれる中国への視察旅行に同行していて、現金100万円を受領していました。
東京地検が白須賀議員の地元事務所を家宅捜索する事態に発展しました。白須賀議員は100万円の受領を認めましたが、白須賀のIRに関する職務権限が認められず、収賄罪の立件は見送られました。
緊急事態宣言下の深夜飲み歩き
2021年2月10日、緊急事態宣言下の東京で、ホステスさんと夕食を共にした後、「同伴」で会員制高級クラブに1時間半ほど滞在したことが文春でスクープされました。
「お店が潰れてしまうという話を聞き、お金を落としてあげようと思った。本当に軽率な行動だった」と謝罪しました。
しかし、似たような行為で離党に追い込まれた議員のことがニュースになってから半月もたっていませんよね。少し考えれば、マズイことだとすぐわかるのではと思うのですが。。。
まとめ
今回は、「白須賀貴樹(しらすかたかき)議員の不祥事6選まとめ!IR汚職事件・ヤジ・マタハラ!」と題してお届けしました。
びっくりするほどの不祥事の嵐でしたが、それでも議員を続けてこられたというのですから少し不思議にすら思いました。政治手腕は評価されていたのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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