日本人初、アジア人初となったマスターズ優勝で脚光を浴びる松山英樹さん。
インタビューでは通訳をつけていますが、他の選手とは笑って会話ができるくらいの英語力・英会話力があるそうです。
といっても、最初から英語が話せたわけではありません。初期の頃は、カタカナで表記した自己紹介を棒読みしていて失笑されていたこともあったとか。
今回は、「松山英樹の英語力が急激に上達した理由と勉強法!結婚も好影響だった?」と題しまして、松山英樹選手と英語についてまとめました。
松山英樹の英語力が劇的に上達した理由
松山英樹選手は、元々英語が上手だったわけではありません。
アメリカで戦う以上、英語力・英会話力がなければ強くなれないと悟り、英語に取り組み、劇的に上達したそうです。
松山英樹選手がアメリカツアーに参戦したのは、2013年です。
当時は、英語がわからない、ということで、一緒にラウンドするプレーヤーと会話する姿は一切見られませんでした。
しかし、ゴルフはコース戦略がとても重要なスポーツです。そのコースに詳しい人から、コースの地形の特徴や風向き、ラフの状態、グリーンやカップの癖など多くの情報を得ることで、圧倒的に有利になります。
また、クラブセッティングや新しいボールのことなど、選手同士での情報交換も大切でしょう。実際、タイガーウッズ選手は、一緒に回る選手からよく質問攻めにあっていたそうですよ。(丸山茂樹さんは、タイガーウッズ選手に「茂樹と一緒にラウンドするのは好きだ。静かだからね」と言われたことがあるそうです。静かというよりは、英語力の引け目からあまり話しかけられなかったと回顧していました。)
ですので、会話をしないということは、つまり「情報不足」の状態なのです。
松山英樹選手は、自分が英語が話せないために「情報弱者」になっていることに気づき、英語に向き合うことにしたのでしょう。
それが2016年頃だったと言います。
同級生でよく比較されていた石川遼選手は、スピードラーニングで英語力を鍛えていました。そういう点で比較されるのは面白くなかったのかもしれませんね。
でも、目的が「強くなるため」であれば、まるで必要な筋トレのように取り組めたのかもしれません。アスリートが本気を出した結果なのではないでしょうか。
松山英樹の英語勉強法
松山英樹選手が英語を習得する目的は、あくまでもゴルフのため。
当時同じくアメリカツアーに参戦していた宮里藍さんにも勉強法を相談していたそうです。
宮里さんは、次のようなアドバイスをしたそうです。
- 正確さは気にせず、自分からどんどん話しかける
- 英語圏の友人を作り、話す機会を増やす
- 家の中では英語の番組(アニメ、スポーツニュース、ゴルフ番組など)を流し続ける
そして、一番近くにいる英語のプロ=通訳のボブさんに何でも質問することで、わかるようになり、話せるようになっていったようですね。
まさに、目的がはっきりしているから最短の道を選べたのではないかと思います。
結婚も好影響だった?
松山英樹選手が2017年に結婚したお嫁さんは、なんと帰国子女だそうです!
高校、大学も同じで、ずっと一緒にゴルフ部に所属していたというお嫁さん。
お付き合いは高校時代からというので、結婚まで約10年!
パートナーがバイリンガルだと言葉の面では甘えてしまいそうですが、松山英樹選手のヤル気を奥様が上手にサポートしたのかもしれませんね。
ゴルフに対する理解も深く、英語日本語のバイリンガルという最強のパートナー、そしてお子様にも恵まれたことが、松山選手の躍進の原動力となっていたのでしょう。
まとめ
今回は、「松山英樹の英語力が急激に上達した理由と勉強法!結婚も好影響だった?」と題しまして、松山英樹選手と英語についてまとめました。
2013年からアメリカツアーに参戦している松山選手ですが、2016年頃から英語で話しかける様子が見られるようになりました。
メジャーで優勝したい!強くなりたい!、そのためには情報弱者ではだめだ、ということで英語に取り組み、短期間で大きな成果をあげました。
勉強法は、実践あるのみ!たくさんの英語を聞いて、間違いを恐れずにたくさん話す。
わからないことはすぐに通訳さんに聞いて教えてもらう、といった感じだったようです。
10年愛を実らせ結婚した奥様は帰国子女の日英バイリンガルという環境も良かったのではないでしょうか。
松山選手のますますの活躍が楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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