ワールドセントラルキッチンとは?ダイヤモンド・プリンセス号の食を支援

な行

こんにちは。

2月19日から下船の始まったダイヤモンド・プリンセス号。
症状がなくウイルス検査で陰性で、陽性の人との濃厚接触のなかった乗客の下船は21日夕方までに終了する予定と報じられました。

陽性の人との濃厚接触のあった人は健康観察期間が延期されるとのことです。

とすると、全員が下船するまでは、まだサポートが必要ということですよね。

2月18日から、ワールド・セントラル・キッチンが食の面での支援に入ったと聞きました。
ワールド・セントラル・キッチンって何?どこの団体?と気になったので調べてみました。

ワールド・セントラル・キッチンとは?

災害発生地域で食事提供の支援を行い、食を通して人々を癒し、コミュニティの絆を深める活動を行っている非営利団体。
シェフである、ホセ・アンドレ氏とその妻のパトリシアさんが、飢餓と貧困に対する解決策として、約10年前にスタートした活動です。

食事を提供するだけにとどまらず、トレーニングやソーシャル・ベンチャーなど、食を通じて各地の飢餓の問題に取り組んでいるようです。
ワールド・セントラル・キッチンのホームページによりますと、昨年度は13件の災害時に協力しています。

ダイヤモンド・プリンセスの食を支援

ワールド・セントラル・キッチンのホームページのトップのLatest Updateにも横浜での活動についての記載がありますね。
2月18日のランチから、ワールド・セントラル・キッチンのサポートが開始されました。


こうやって、船のすぐそばにキッチンを建てたのですね。

そして、代表のホセさんもこんなツイートを。

そして、届けられた食事がこちらでしょうか。

創設者のホセ・アンドレ氏について

ワールド・セントラル・キッチンの創設者であるホセ・アンドレ氏についても少し調べてみました。
1969年スペイン生まれのスパニッシュ・アメリカン。
アメリカに渡ったのは1991年。
アメリカにスペインのタパス料理を広めたシェフとしても知られています。

2010年にワールド・セントラル・キッチンを創設。
タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に2012年、2018年の2回も選ばれています。

このような活動もされています!

まとめ

今回は、コロナウイルスの感染拡大により船内待機を余儀なくされた乗客、乗員のために支援を申し出た、ワールド・セントラル・キッチンという非営利団体について調べてみました。

活動実績は約10年。世界各地で食を通じたサポートを提供する、まさにプロフェッショナルな団体でした。

1日も早く全員の下船が完了しますように。
クルーの皆様が休めるときが来ますように。

今回は、ここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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