2020年3月1日、菅義偉首相の長男の務める会社による高額接待を受けた問題で注目を浴びていた、山田真貴子広報官が、「辞めない」から一転し、辞職を申し入れ受理されました。
2月28日(日)に都内の病院を受診し、2週間程度の入院・加療が必要と診断されたことで、辞任は「健康上の理由」となりますが、本当にそうなのでしょうか?
今回は、「」と題しまして、山田真貴子広報官辞任の本当の理由を、2つの角度から探ってみました。
山田真貴子広報官辞職の本当の理由がヤバい!
山田広報官の辞任に対しては、やはり「逃げた」と感じる人が多いようですが、本当の理由は何だったのでしょうか。
ジャーナリストやコメンテーターの発言を基に考えてみたら、大きく3つの理由が推測されました。
- 国会への出席がストレス!本当はすぐに辞めたかった?
- 新たな問題や続報ネタが表面化する可能性
- 辞めたのではなく、辞めさせられた
では、一つづつ見ていきましょう。
国会への出席がストレス!本当はすぐに辞めたかった?
実は、問題発覚後、山田真貴子広報官は、すぐに辞意を表明したとの話もあるそうです。
国会で尋問されることが、相当なストレスになることは容易に想像できますよね。
しかし、山田真貴子広報官が引責辞任ということになると、接待した方の菅首相の長男も辞職せざるをえなくなりますよね。(菅正剛氏は、役職は解任されましたが、まだ東北新社には籍が残っています。)そのような事態を避けるためには、山田真貴子広報官が辞職することは認めたくなかったのでしょう。
本当はすぐにでも辞めたかったけれど、入院を理由にしないと、辞めることもできなかったと言うわけです。
どんなに繰り返されても、体調を崩した人は責められないという一線は守るとして、だったら元気になったあとで、説明責任を果たすべきだろう。そこのところは、徹底的に不誠実であり続けている。 #NewsPicks https://t.co/TGJmZjgwzG
— 平野啓一郎 (@hiranok) March 1, 2021
続報ネタが表面化する可能性
これは、週末に大きな方向転換が起こったことから推測されたものです。
週刊誌の記者たちは、記事掲載の「ネタ」内容を確認するために、本人に確認の電話をするそうです。そしてその電話は、日曜夕方〜夜に当事者本人にかかってくることがほとんどだそうです。
仮定ですが、もし2月28日(日)に、「続報ネタ」または新たな問題が表面化すると分かれば、「続投は無理」と判断する可能性は高いと思います。
本人が大きな問題とは認識していなかったのですから、同時期に、他にも高額接待を受けていたケースがあったとしても不思議ではありません。こうした「続報ネタ」が出てきた可能性は大いにあるのではないでしょうか。
これは、あくまでも推測ですが、これまで仕事に生きてきたような人が、衆院予算委の出席を諦めて突然職を辞したのは相応の理由があると思われます。
辞めたのではなく、辞めさせられた
3つ目は、辞めたのではなく、辞めさせられた、というものです。
今回の不祥事は、総務省在職時の時のことであり、内閣広報官としての形式的な処分がしにくいものだそうです。かと言って批判はかなり高まっており、山田真貴子広報官が首相記者会見の司会をすれば火の粉がかかりやすいという事情もあったかもしれません。
「山田真貴子内閣広報官入院」の報に、甘利明さんを思い出した人は正常だ。石原伸晃さんが頭に浮かんだ人も正常内だと思う。自民党のお家芸を見習ったか命じられたのだ。とそこへ山田さん辞職の報だ。緊急事態宣言解除か否かが間近に迫り、会見を仕切る姿が大注目となるから、慌てて尻尾を切るんだね。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) March 1, 2021
まとめ
今回は、「」と題しまして、山田真貴子広報官辞任の本当の理由を、3つの角度から探ってみました。
一つは、問題発覚後、すぐに辞意を表明したが、首相側に慰留されていたものの、耐えられなくなったというものです。
もう一つは、週刊誌の記者から「続報ネタ」を掴んだことを告げられて、続投は無理と判断した、というものです。
どちらも推測ですが、急に方向転換したことからも、二つ目の理由の可能性が高そうな気がします。
そして、3つ目は、辞めたのではなく辞めさせられた、というものです。このように感じている人も多いようでした。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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