伊是名夏子の学歴(高校・大学)と経歴!両親や家族についても!

人物

骨形成不全症という先天性疾患を持つコラムニスト・伊是名夏子(いぜな なつこ)さん。
「骨形成不全症」は、骨の発生や成長が上手くいかないために骨の形や構造に問題が起きる病気で、厚労省の指定する難病のひとつです。

右耳が聞こえないというハンデもあるそうですが、アメリカやデンマークへの留学経験もあるというアクティブなママさんです。

今回は、「」と題して伊是名夏子さんについてまとめました。

伊是名夏子の学歴(高校・大学)と経歴

伊是名夏子さんは、沖縄県の出身で、高校は県立首里高校、大学は早稲田大学を卒業しています。
大学時代には、アメリカやデンマークに留学経験もあります。
その後、香川大学大学院も修了しています。

高校

首里高校は歴史ある県立高校で、現在は1学年400人程度の規模の共学校です。
卒業生には、ガレッジセールのゴリさんや複数のアナウンサーさんがいます。
みんなの高校情報によりますと、首里高校の偏差値は43-55です。

伊是名夏子さんは、病気のため、幼稚園にも保育園にも、そして小・中学校の普通学級にも通うことを許されなかったそうです。
地元の小学校の校長先生が家に来て、一目見て、すぐに『無理です』と決めつけてしまったそうです。
そして今でいう特別支援学校に行きましたが、そこでは普通の授業を受ける子どもは一人で、「クラスメート」に憧れがあったそうです。

「普通学校に行って、たくさんの友だちと授業を受け、時には居眠りしもしてみたい。休み時間や放課後には友だちとおしゃべりしたり、寄り道したりすることに憧れていました。」(引用元:あなたのみらいをみつけにいこう!神奈川県福祉子どもみらい局)

そうした憧れを原動力に勉強し、受験を突破したようですね。

しかし、首里高校は県内で最も古く、5階建ての校舎には階段しかなかったため、当初は両親はじめ学校の先生たちにも猛反対されたそうです。普通に考えたら、バリアフリーの学校を薦めますよね。

でも、伊是名夏子さんは、当時好きだった男の子と同じ学校に進学し、青春をエンジョイする!と固く決心していたそうです。

そして見事合格。
高校では、1階、2階、3階に車椅子を一台ずつ置き、本人だけを抱っこして、階段を移動してもらうことで対応したそうです。

大学

大学は、心理学と英語を勉強したいと、早稲田大学へ進みました。
学校推薦を利用したそうです。高校生活を存分に楽しみつつ、試験勉強は手を抜かなかったとインタビューで答えています。

大学時代はカンボジアの孤児を支援するNGOサークルに入り、アメリカに1年、デンマークに3カ月の留学も経験しています。

このサークル活動で、将来の夫となるNHKアナウンサーの中野淳さんと出会っています!

経歴

大学卒業後、中野淳さんが沖縄赴任になり、伊是名夏子さんもちょうど沖縄で教員(那覇市小学校英語指導員)を務めることになったことで、半同棲がはじまります。

中野淳さんが香川県に転勤したことがきっかけとなり2010年に結婚しました。

中野さんの香川県赴任中に、伊是名夏子さんは香川大学の大学院に通われていたようですね。

両親や家族について

障害をものともせず、自分らしく生きている伊是名夏子さんを育てたご両親はどんな方だったのでしょう?

伊是名さんのご両親、そして階下に住んでいた祖父母ともに教員でした。
また、兄弟姉妹が二人います。

父親は英語教師で、伊是名さんの誕生を機に夜間学校に職場を変え日中家にいられるようにし、母親は特別支援学校に異動したそうです。


伊是名さんは、誕生した時、両足の骨が骨折していて、頭の骨もほとんど作られていなかったそうです。
出産した病院の医師は病名がわからず、余命いくばくもないかもしれないと両親に告げました。
その1ヵ月後、やっと骨の病気に詳しい専門医が来て、骨形成不全症であり、命に別状はないことがわかったそうです。

「死なない病気」だとわかって大喜びしたのが、育児の始まりだったのですね。
そのためか、伊是名さんは、両親が障害児の親であることを苦に感じている様子は見たことがないと語っています。
そんな、大らかな両親あっての伊是名さんなのですね。

英語教師の父のおかげもあり、伊是名さんは中学時代には高松宮杯全日本中学校英語弁論大会の沖縄県代表に選ばれ全国第2位を獲得。
10日間のアメリカのサマープログラムにも招待されたそうです。

高校時代も、スピーチコンテストで優勝して1カ月ハワイに招待されました。
中学のときは、姉が付き添ってくれたそうですが、ハワイへは一人で行ったそうですよ!たくましいですね。



まとめ

今回は、「」と題して伊是名夏子さんについてまとめました。

伊是名さんは、沖縄県立首里高校、早稲田大学、香川大学大学院を卒業しています。
沖縄県で小学校英語指導員として働いていた経験もあります。

家族は、教員の両親、兄弟姉妹が2人、そして教員の祖父母も一緒に暮らしていたようです。

現在は結婚され、2人のお子さんを育てているママさんコラムニストとして活躍されています。

今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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